【手順解説】Teachableのカスタムドメインをクラウドフレアなしで設定する方法【ティーチャブル】

【手順解説】Teachableのカスタムドメインをクラウドフレアなしで設定する方法【ティーチャブル】

Teachableの公式ヘルプではカスタムドメインをあなたが所持している独自ドメインに変える方法として「Cloudflare(クラウドフレア)」を使う手順が解説されています。

>>クラウドフレアを使ってカスタムドメインを変える方法

しかし、中にはよくわからんからクラウドフレアを使いたくないよ、という人もいるでしょう。(私です。)

この記事ではTeachableのカスタムドメインをクラウドフレアなしで自分で持っている独自ドメインに変更する手順を解説します。

◆Teachableでカスタムドメインを設定する全手順

  • ドメイン管理会社のダッシュボードにアクセス
  • DNS設定からCNAMEレコードを追加する
  • Teachableのドメイン管理画面に独自ドメインを追加する
  • 最大1時間程度待機し、認証状態が反映される
  • プライマリードメインを新たに追加したドメインに変更する

※最後のプライマリードメインの変更手順はすぐにやるとログインができなくなる場合があるので、時間を置いてからやるのがおすすめです!

それでは詳しく解説していきます。

目次

Teachable(ティーチャブル)のカスタムドメインを独自ドメインに変更する全手順

Teachableに自分で所有している独自ドメイン、あるいは新しくオンラインスクール用に購入した独自ドメインを使いたい人はTeachableのカスタムドメイン設定を活用すればOKです。

作業自体は2分で終わりますが、待ち時間などもあるので、2時間くらいあればカスタムドメインへの変更が完了します。

前提:クラウドフレアを使わずにカスタムドメインを設定する

まず、前提として今回の解説ではクラウドフレアというサービスを使わない方法を解説しています。

参考記事として、「ClickFunnelsのカスタムドメインをクラウドフレアなしで設定する方法」も記事で解説していますので、同じようなニーズの方がいれば、役に立つ内容になっていますので、合わせてチェックしてみてください。

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想定している構築環境

人によって使っている環境が違うと思いますので、全ての人にニーズには答えられないという点をあらかじめご了承ください。

今回想定している構築環境は下記のような感じです。

◆想定している構築環境

  • 独自ドメインをエックスサーバーなどの管理会社で保有している
  • 独自ドメインのルートドメイン(ドメイン直下)にはWordPressなどでサイトを運営している
  • Teachableを上記ドメインのサブドメインに構築したい

オンラインスクール用の独自ドメインを使っていて、そのドメインの直下にTeachableを連携したい場合も同じ手順です。

例えばこのサイトであれば、「graslax.com」という独自ドメインをエックスサーバーのドメインサービスで管理し、「ドメイン直下のサイト=いま表示されているこのサイト」をエックサーバーにWordPressをインストールして管理しています。

そして、Teachableをこのサイトのサブドメイン「master-class.graslax.com」で表示するように設定しています。

ちなみに、ClickFunnelsやConvertKitもそれぞれこのサイトのサブドメインと連携しています。

同じような構成でサイトを構築したい方のお役に立つ記事をたくさん書いているので、ブックマークしておいてくださいね。

カスタムドメイン設定と変更手順の全体像

まずはざっくりと全手順の流れを再確認しましょう。

◆【再掲】Teachableでカスタムドメインを設定する全手順

  • ドメイン管理会社のダッシュボードにアクセス
  • DNS設定からCNAMEレコードを追加する
  • Teachableのドメイン管理画面に独自ドメインを追加する
  • 最大1時間程度待機し、認証状態が反映される
  • プライマリードメインを新たに追加したドメインに変更する

※最後のプライマリードメインの変更手順はすぐにやるとログインができなくなる場合があるので、時間を置いてからやるのがおすすめです!

サブドメインをまだ作成していない場合は、ドメイン管理会社で今回利用する独自ドメインにサブドメインを登録しておきましょう。

それでは作業を進めます。

手順①Teachableのデフォルトのプライマリードメインを好きな文字列に変える

まず、Teachableのプライマリードメインの文字列を好きなものに変えます。

デフォルト状態だと「883.teachable.com」などのような適当な文字列になっています。

変更する方法は、ティーチャブルのスクール管理画面にアクセスし、「Site」→「Domains」を選択すると、カスタムドメインを設定できるようになっています。

好きな文字列を入力して、保存しておきましょう。

カスタムドメインの設定

作ったカスタムドメインをコピペしておきます。

手順②ドメイン会社の管理画面からDNSレコードのCNAMEに追加する

次にドメインを管理している会社のダッシュボードを開きます。

今回はエックスサーバーで管理しているドメインで解説しますが、どこのドメイン会社でもだいたい作業方法は同じです。

DNSレコードの設定画面を開き、新しくDNSレコードを追加します。

DNSレコードにCNAMEを追加

使いたいサブドメインのDNSレコードに「CNAME」を指定します。

ホスト名今回Teachableと連携したいサブドメイン
種別CNAMEを選択
内容Teachableでさきほど作成したカスタムドメインを入力

この設定はざっくり言うと、サブドメイン「master-class.graslax.com」にアクセスしたら、Teachableで作っている「the-grand-slam.teachable.com」を参照してね、という意味です。

設定を保存したら、ドメイン会社側での作業は完了です。

手順③Teachableに独自ドメインを追加する

DNSレコードにCNAMEを新たに指定したら、今度はTeachableの設定に移ります。

管理画面から「Domains」を開き、画面右上の「Add Domain」ボタンをクリックします。

Add Domain

ここに今回利用するドメインを入力し、「Add Domain」をクリックします。

手順④Teachableに認証状態が反映されるまで待つ

Pending状態

ドメインを追加すると、「Pending」状態になります。保留ってことですね。

DNS設定は馴染むまで多少時間がかかることがあります。

Pending状態になった場合は最大1時間程度は放置してみましょう。

設定が失敗した場合とうまくいった場合で表示が変わります。

DNS設定がミスっている場合

DNS設定がうまくいっていない場合、赤文字で注意書きが出てきますので、ドメイン会社でのDNS設定を再度行ってみましょう。たまに設定が間違っていない場合もエラーが起きるので、その場合は一度DNSのCNAMEを削除し、再度追加し直してみましょう。

DNS設定がうまくいっている場合

Verified=認証成功

DNSの設定がうまくいけば、上記画像のように「Verified」のチェックマークが付きます。

チェックマークが出たら、最後の手順に進みます。

ちなみに、手順②と手順③を逆の順番でやるとうまくいきづらいです。DNS設定でCNAMEを追加し、少し時間を置いてから手順③のドメイン追加をやるのが一番うまくいきやすいです。

手順⑤プライマリードメインを独自ドメインに変更する

最後に、設定した独自ドメインをTeachableスクールのプライマリードメインに変えていきます。

プライマリードメインに設定せずに、今回追加したサブドメインに試しにアクセスしてみるとこんな感じになります。

プライマリードメイン未設定

裏を返せば、この画面が表示されるということは、DNS設定とTeachableとの連携はうまくいっているということですね。

それでは、Teachableの「Domain」の画面を開きます。

Make Primaryをクリック

追加したドメインの右に表示される「•••」をクリックし、「Make Primary」をクリックしましょう。

プライマリードメインに設定完了

するとTeachableのサブドメインについていた「Primary」のバッジが、独自ドメインの方になっているのを確認できます。

これでプライマリードメインへの移管が完了し、独自ドメインにTeachableを設定することができましたね。

Teachableのスクールをオンラインにして開講

以上がTeachableで独自ドメインを使う全手順です。

まだTeachableのスクールをオンラインにしていない場合は、「Settings」→「General」の下の方にある「School Status」の項目から「Take My School Online」をクリックしましょう。

設定完了してしばらく時間を置いてから設定した独自ドメインにアクセスしてみるとこんな感じになります。

設定成功

これで独自ドメインを使って、自分だけのブランドのオンラインスクールの開講が完了しました。

スクール開講、おめでとうございます!

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